総研ノート:世界の各地から

ガブリエッラさんとジョルジョさん来所

2009年4月3日(金)午後、イタリアの最大労組でありCGIL(チィジィエッレ、イタリア労働総同盟)参加の教育関係組合であるFLC(知的労働者連合)の国際部担当のガブリエッラ(Gabriella Giorgetto)さんとジョルジョ(Giorgio)さんが本研究所を訪問してくれた。2007年5月、パリのOECD本部建物で行われたTUAC会議で面識を得たのがきっかけである。その後、ガブリエッラさんには多くの情報を提供してもらっている。
 目的は日本の教育政策動向や組合活動についてFLCの機関誌に記事を書くためのヒアリングだった。中村讓日教組委員長が最初に話をし、後半は教育総研関係者と意見交換した。

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 イタリアの労働組合はCGILとCISL(チズル、イタリア労働者組合同盟)、UIL(ウィル、イタリア労働者連合)が三大労組と言われており、三者は共同行動をとることが多くなっている。教育関係者の組合は、FLCのようにこの三大労組に加盟するものの他、SNALS(スナルス)やCOBASなど独立系のものもある。
 FLCは、以前はCGILの学校局だったものが2004年に独立してできたもので、国私立の学校(大学や職業学校を含む)の教員ばかりでなく職員も入っている組合である。同組織のHPによると約15万人が加盟している(対象者数は1,432,000人なので組織率は12%)。

<下の写真は2008年10月30日に行われた学校労働者のゼネスト風景>

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 それだけでなく、イタリアで大きな問題になっているベルルスコーニ内閣下での教育予算の大幅削減問題、教育行政の仕組み、労働組合の組織状況など、こちら側からも質問をし、丁寧に応えていただいた。

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左がジョルジョさん、右がガブリエッラさん

                                              所長・嶺井正也

2009年5月 7日